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25/10/1999
Last renewal 2001/07/28
 1919〜33年の社会主義体制のもと世界最初の公営集合住宅として建設されたのがここカール・マルクス・ホーフです。それも全長1km以上にもおよび約6万戸もあります。19世紀末のウィーンセセッシオンを経て、20世紀初頭に現れた装飾を排除した機能主義建築の流れの中にこの建築は位置しています。設計はオットー・ヴァグナーの弟子であるカール・エーンによるもので、設計競技により選ばれました。第一次世界大戦の終了に伴いハプスブルグ帝国は終焉を迎え、オーストリアは社会主義政権へと移行してゆきます。この集合住宅は敗戦後に労働者のための住宅を供給するという、当時の重要な政策として建設されたものなのです。集合住宅としては画期的なもので、スーパーブロック方式を取り入れ、各住戸にはトイレを設置、託児所・郵便局・歯科診療所・薬局・図書館といった当時の最新の設備が整っていました。 1938年にオーストリアはナチス・ドイツに併合されますが、ここはファシストと労働者との闘争の砦にもなったのです。この写真は地下鉄4番線の終点ハイリゲンシュタット駅前です。とりあえずここから端まで歩きましたが、1kmとは結構な距離です。その間この赤茶色に塗られた壁面が延々と続きました。同じデザインが繰り返されるので単調なところがありますが、モダニズムを意識した表現主義のデザインが単調であっても秀逸さを漂わせています。


Karl Marx Hof
カール・マルクス・ホーフ

設計 カール・エーン  Karl Ehn
所在地 オーストリア ウィーン市 Vienna Austria
用途 公営集合住宅
構造 鉄筋コンクリート
工期 1927〜30

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