WWW を検索 DECOM を検索
  Architectural  
 



京都建築MAP

 左京区
 右京区

 北区
 上京区

 中京区
 下京区
 東山区

 伏見区

 西京区
 山科区
 長岡京市

 大山崎町

 滋賀県

Foreign countries

 Austria
 England
 France
 Germany
 Italy

 Netherlands
 Spain
 Switzerland
 India

PHOTO

 京都の四季
 
 
紅葉
 
雪景色
 
祭事
 ライトアップ
 
風景
 
春花
 
建築

 海外の建築
 フランス
 
オランダ
 USA
 
スペイン
 
オーストリア

動画


このサイトについて

ブログ

 

04/11/2000
 敷き紅葉で知られる高桐院。ここは戦国時代の武将でもある細川三斎によって、慶長6年(1601)に創建されました。細川三斎は茶人としても優れた人物であったらしく、利休と親交があったこともあって、高桐院の書院は利休の邸宅を移築したものだといい、茶室松向軒は、豊臣秀吉が催した北野大茶湯の際、北野天満宮に設けられた茶席を模したしたものなのです。下の画像に茶室松向軒のものもありますが、ここは土壁なのに金色に輝いています。壁の色が黄土だからこのようになるのですが、なかなか綺麗です。開口部からの採光が上の画像同様、よくできていと思います。すごく光りにこだわりを感じます。利休の茶室とは開口も少なく室内は暗いといいますが、この茶室の場合も同じでしょう。この画像の時間帯はおそらく3時頃だったと思うのですが、この時刻だと光りは横から差し込むように当たり、日ざしも若干やわらかになります。そうした時間と空間の関係を意識していることを、この茶室からは感じ取れます。採光へのこだわりは今も昔も同じように思います。表門到る参道の画像は少し暗いですが、ここは紅葉の回廊となる場所なので、その左の画像にあるようにカメラを構えている人がいるのです。でも、訪れた時期が紅葉の最盛期を少し過ぎた時でしたので、葉は半分程は落ちてしまってました。紅葉時期のピークは少し過ぎてはいましたが、この高桐院の見どころには敷き紅葉がありますから、少し過ぎてから行くのも趣きがあるのです。苔の上に紅葉の落ち葉。なかなかいいじゃありませんか。紅葉で2度楽しめると言う訳です。また、書院では頼めば抹茶も頂けますから、敷き紅葉を見ながら頂くのもいいでしょうね。

1999年12月初旬 紅葉

大徳寺 高桐院 
Daitoku-ji Koto-in
 
MAP
所在地 京都市北区紫野大徳寺町

Back