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2000/02/23
Last renewal 2001/07/28
 この美術館はアメリカの建築家であるリチャード・マイヤーによる設計で1995年に建設された。この計画は設計競技によるものではなく、政府、現代アート財団などが協議し設計者にマイヤーを選び、バルセロナ市長がマイヤーをバルセロナに呼んで現代美術館について考えてほしいと依頼したものでした。  この現代美術館はMACBA(マクバ)と呼ばれていますが、Museum d'Art Contemporani de Barcelona の頭文字をとったものです。この美術館は、ランブラス通りという旧市街の核をなす場所の近くに建設されています。旧市街地であるため入り組んだ街路の中にあるので、この美術館は比較的細い街路から突然現れます。美術館は当初、いくつかの候補地があり、その中には郊外の広い敷地もありましたが、マイヤーは旧市街の中心地が良いと考えたのです。広くても交通の便がよくない郊外よりも、歩いていけて街の中心と関わりある場所を。こうして計画は美術館を建設することにとどまらず、旧市街の再開発に及ぶことになったのです。美術館のエントランスは、利用者以外の歩行者も通り抜けでき、その歩行者はMACBAの1階の活動領域に組み入れられるよう計画されています。1階のブックショップやカフェを周辺住民の生活の一部として利用してもらえるように。 また、この地域は公共空間の少ないため、美術館の南には公共広場を作もつくらました。南側の公共広場は美術館南のスロープを内包するガラス張の空間に面し、美術館の内部から、広場を行き来する人や、遊ぶ子供達をみることができるます。これは外部を内部空間にとって劇場化させたものと言っていいいでしょう。そうすると、この美術館は単に展示物を見るためだけに建てられたのではなく、周辺生活をも含めて見せている美術館であるといえるではないでしょうか。場所はメトロの大学前(Universitat)から海側(南)へ200m程ですが、大通りには面していないので、わかりにくいです。


バルセロナ現代美術館 Museum of Contemporary Arts
設計 リチャード・マイヤー 
Richard Meier
用途 現代美術館

所在地 スペイン バルセロナ
Barcelona, Spain

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